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韓国で、日本に対する「好感度」が過去最高となっています。
一体、なにが起きているのか?韓国の“日本ブーム”について詳しく見ていきます。

山形純菜キャスター:
韓国で起きている日本ブームについて見ていきます。いろいろ調べてみると日本の商品や文化が定着していました

新聞通信調査会の世論調査によると、韓国で日本に対して好感度を持てる人の割合が2月は39.9%と過去最高になりました。
2020年の22.7%に比べるとぐっと上がっているのがわかります。では、いったい韓国でどういったものが人気なのか見ていきたいと思います。

まずはお酒です。
特に人気があるのはサントリーウイスキーの角瓶。韓国の若い世代に熱狂的な支持を集めているということです。
飲み方も日本でポピュラーな、ウイスキーを炭酸で割る「ハイボール」という飲み方が定着しています。
いわゆる“角ハイ”、これが韓国の若者に人気ということです。

なかなか韓国では手に入らないということで、日本に来たときにお土産で買う方も多いそうです。
MEGAドン・キホーテの渋谷本店には特設コーナーが設けられていて、ズラっとボトルが並んでいます。
韓国で買うよりも日本で買った方が安いということでした。「日本の土産コーナー」と、韓国語でも書かれています。

さらに、“これが人気”というものを裏付けるものがあります。
BTSのジョングクさんはときどきお酒を飲みながらライブ配信を行ってくれるんですが、14日に行ったライブ配信で、なんと角瓶が出てきました。
まさに飲んでいるんです。

熱狂的なファンの山内あゆキャスターによると、
「ジョングクさんが使っていたジョッキは“アサヒ”で、流れていたBGMは中森明菜さんと藤井風さんでした」と言っていました。

ホラン千秋キャスター:
影響力がある方が、“日本の製品や音楽に慣れ親しんでます”というふうに発信してくださることは、かなり大きな影響がありますよね。