卒業生名簿が商品売買サイトに 県立高校ICT(情報通信技術)支援員が誤って掲載【熊本】(TKUテレビ熊本)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f084c5aab847545f56f4d6ca78f7b2781ca5bd

県立高校で教職員のICT(情報通信技術)活用支援員がこの春卒業した38人の個人情報を誤ってインターネット上の商品売買サイトに掲載したことが分かりました。これまでに被害の報告はないということです。

【教育政策課 竹中 千尋 課長】
「該当する生徒・保護者ならびに県民の皆さまに対し深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」

熊本県によりますと、県中央部にある県立高校で3月24日、情報担当の教諭が県が業務委託して派遣しているICT支援員に、この春卒業した生徒に貸し出していた端末用充電器の回収確認を依頼。

支援員は渡された生徒38人分の名簿を確認用に自分のスマートフォンで撮影。翌日、名簿の写真を誤ってインターネット上の商品売買サイトに掲載したということです。

約2時間後に第三者からのコメントで気づいて写真公開を停止。掲載された名簿の写真はこれまでにサイト上で26人が閲覧した見たことが分かっていますが、被害の報告はないとのことです。

熊本県は、業務委託しているNPO法人に個人情報の適正な取り扱いを徹底するよう指導。

白石 伸一 県教育長は「教育行政及び学校教育の信頼回復に努める」とコメントしています。