スペイン首相、習主席に「ロシアの侵攻に懸念表明を」

 スペインのサンチェス首相は31日、中国の習近平国家主席との会談で、ロシアによるウクライナ侵攻について懸念を表明し、ウクライナのゼレンスキー大統領と話すよう勧めたことを明らかにした。ロイター通信が報じた。

 会談後、北京で行われた記者会見で明らかにした。ゼレンスキー氏がかねて提唱してきた和平計画をスペインが支持することも習氏に伝えたといい、計画について直接知るために「ゼレンスキー大統領と話をするよう習主席に勧めた」と付け加えた。ただ、習氏がどのように返事をしたかは明らかにしなかった。

https://www.asahi.com/articles/ASR3X0RVMR3WUHBI042.html