人手不足の救世主!?道路工事の交通誘導にAI活用 秋田

AI=人工知能が目覚ましい進化を遂げている。例えば、いま利用者が急増している「チャットGPT」。質問を入力するとAIがリアルタイムに答えてくれるものだ。10日に開発した企業のトップが岸田総理大臣と面会したのも記憶に新しいところだが、「チャットGPT」を活用して職員の業務の負担を減らそうと、政府は行政分野への導入を検討することを明らかにしている。
 
 このように、業務の負担軽減や人手不足解消の救世主となりうるAIを、道路工事の現場で交通誘導に活用するシステムが、12日に秋田市でお披露目された。

 秋田市の警備会社「男塾」と最新の技術を使って警備業界の課題解決を目指す「全国交通誘導DX推進協会」が開いた説明会には、自治体や警備会社の関係者など約100人が参加した。

 菅原咲子アナウンサー:
「こちらが片側交互通行の道路で自動で交通誘導を行うシステム。カメラでAIが車の台数などを読み取り、誘導を行う」

 工事による規制で交互通行となった道路では、区間の始まりと終わりに配置した警備員がドライバーを誘導しするが、こちらのシステムでは、カメラの映像から車両の台数や渋滞の状況などをAIが瞬時に解析して信号を切り替える。

 システムを動かすために必要なのはオペレーター1人。警備業界は慢性的な人手不足に悩まされていて、現場の人員の削減が期待できる。

※略※

https://news.yahoo.co.jp/articles/c40ca2656944f42f9681c241a2f06f2803c43a6c