京都市の鴨川沿いで1日、初夏の風物詩の「納涼 床 」が始まった。日没とともに川沿いに明かりの列が浮かび、国内外の観光客らが夕涼みと料理を楽しんだ。
京都鴨川納涼床協同組合によると、納涼床は江戸時代に始まったとされ、今年は87店が9月末まで高床を設置して営業する予定。座席の間隔確保などの感染防止策は各店に委ねた。
家族で訪れた大阪府八尾市の女性(28)は「コロナが落ち着き、ようやく初めての納涼床に来ることができた。季節感があり、日本らしい雰囲気がすてきです」と満足そうだった。
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