https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230504/k10014057321000.html

大型トラックがトンネルの壁に衝突 運転の男性死亡 群馬

4日朝、群馬県下仁田町の上信越自動車道の上り線で、大型トラックがトンネルの壁に衝突する事故があり、運転していた50代の男性が死亡しました。

警察によりますと、4日午前5時すぎ、上信越自動車道上り線の大山トンネルで、大型トラックが追い越し車線の入り口付近の壁に衝突しました。

この事故でトラックは大破し、運転していた長野県上田市の会社員清水宏さん(53)が病院に運ばれて手当てを受けていましたが、その後死亡が確認されました。

警察によりますと、ほかの車と接触した形跡などはみられないということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。

この事故で、現場にはトラックの積み荷だった清涼飲料水が散乱しました。

上信越自動車道の上り線は、長野県の佐久インターチェンジと群馬県の碓井軽井沢インターチェンジの間で午前11時すぎまで、およそ6時間にわたって通行止めとなりました。

目撃した人 「ペットボトルや段ボールが散乱 トラックは大破」
群馬県下仁田町の上信越自動車道の事故現場を通過した女性は助手席から現場の状況を撮影していました。

女性は「旅行先の新潟から東京の自宅に戻る途中で現場をとおりがかりました。午前5時すぎごろから1つの手前のトンネルの中で全く動かなくなった。1時間半近くたって動き出し、事故現場を横切りましたが水のようなものが入っているペットボトルや段ボールが散乱していました。トラックが大破していたので心配になったのと同時に怖くなりました」と話していました。