韓国を訪問し、使用済みの爪楊枝で販売用の食べ物を試食した日本のお笑いコンビ・相席スタートの山添寛の行動に対して、TBSのアナウンサーが代理で謝罪した。

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TBSの朝の情報番組『ラヴィット!』でMCを務める田村真子アナウンサーは、5月5日の放送で「2日に放送された韓国旅行放送分で、出演者が爪楊枝で販売中の食べ物を取る行為をした」とし、「放送以降、視聴者からご指摘を受けた」と明らかにした。

続けて「番組として不適切だったという点を深く反省し、お店にも直接謝罪を伝えた」とし、「視聴者の皆様に不快感を与えて申し訳ない」と謝罪した。

しかし、物議を醸した当事者ではなく、アナウンサーが代理で謝罪をしたという点で、日本の視聴者たちは適切でないと再び指摘。日本のネットユーザーたちはテレビ局のの対応が適切でないとし「なぜアナウンサーが代わりに謝罪しなければならないのか」「当事者が謝罪しなければならない」「事故は他の人が起こしたのに、なぜアナウンサーがこのようなことに対して代わりに謝罪するのか」などの意見が出ている。https://news.livedoor.com/article/detail/24192824/

先立って5月2日に放送された朝の情報番組『ラヴィット!』では、山添たち一行が韓国の望遠市場を訪れた様子が放送された。このロケで山添は、鶏の唐揚げに甘辛いソースがかかった料理「タッカンジョン」に、使用済みの爪楊枝を直接刺して試食していた。

これを見た店主は慌てて腕でバツを示し、共演者たちも「だめだ、マナーがない」と当惑。しかし、山添は「ラヴィットヨ!ラヴィッソヨ!」と、韓国語で「おいしい」を意味する「マシッソヨ」と、番組名をかけた言葉しか発しなかった。

日本のネチズンたちは「日本国内の回転寿司店などでスシローテロなど起き社会的問題として浮上している中で、山添の今回の行動は誤りだ」と非難した。

山添はこれまでも同番組内で悪童として笑いをとり、レポーターとしても活発に活動してきた。