「まだJリーグのベスト3には入りにくい」闘莉王がACL王者の浦和に厳しい見立て!戴冠をきっかけにした成長に期待「人生と一緒で…」

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。古巣の浦和レッズについて語った。

 浦和は、5月6日にホームで行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第2レグのアル・ヒラル戦で1-0の勝利。敵地開催の第1レグ(1-1)と合計で1勝1分として、3度目の優勝を果たした。

 会場の埼玉スタジアム2002を埋め尽くしたファン・サポーターの大声援や盛り上がりにも注目が集まったが、テレビで観戦したという闘莉王氏は「なんかおとなしそうな浦和サポーター」として、「浦和サポーターは座っちゃいけない。耳が響くぐらい、うるさくないと」と主張する。

 一方、観客席で展開されたコレオグラフィーには、嬉しそうに「きちんと出てきた。良い。浦和らしい。日本のクオリティ。メイドインジャパンは違う」と称えた。

 今後に向けて、スタッフから「これで再び黄金時代は築けるか」と問われると、闘莉王氏は「このチームではちょっとまだ難しいと思う」「まだJリーグのベスト3には入りにくいのかな」と考えを述べる。

 もっとも、今回の快挙をきっかけにクラブとしてのステップアップに期待した。

「人生と一緒で、いろいろなきっかけがあって、どうやってプラスに持って行くか。この優勝をきちんとプラスに持って行くことはできると思う。フロントも含めて。この優勝をきっかけに、常に満員の埼スタになるようなチームを作っていけると思う」

 具体的には、「華のある選手を連れてきたり。『この選手のために見に行きたいんだ!』というような選手を連れてくるのも面白い。これをきっかけに、できるのではないか」と、さらなる戦力アップを提案した。

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