LGBT公表の企業トップ「制度の遅れで人材流出」“目指すべき社会”は
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/489315?page=2

EYジャパン 貴田守亮 CEO
「日本の人口が減っていることもあって、日系企業というものは、すでに実際は日系企業ではなく、海外の子会社あるいは海外の消費者と一緒に、世界を一つの単位としてビジネスを行っていく必要があります」
「(LGBTQに関する)制度面では、先進国から後れを取ってしまっているので、うまく合わせていかないと日本の経済は、どんどん後れを取るリスクが高まる」

ーー日本で働きたいと思っている外国人が、諦めるケースもある?
「我々の組織の中でも何人もいます。(同性婚制度が)無いので、有る先進国に、移ってしまうケースがいくつも出ている」

自らも性的マイノリティへの無理解に苦しめられたという貴田さん。

当事者団体や民間企業とともにLGBTQ+に関する取組みを、G7の議題にするよう政府に要望しています。

ーーLGBTQへの認識がどの程度になれば、働きやすさ・生きやすさにつながる?
「私が一番目指すべきである点は、LGBTという言葉も関係のない世界。(性が)実はあんまり重要でないよね、それは1人の一つの特徴だよねと。そういう社会が来ることが一番いいのではと思っております。