「刺された」と虚偽通報…腹を刺したのは本人 業務妨害の疑いで６１歳会社員男逮捕〈宮城・石巻市〉｜FNNプライムオンライン
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宮城県石巻市の住宅で、４月、刃物で刺されたとこの家の住人が通報し、警察が傷害容疑で捜査していた事件で、警察は自分で腹を刺したにもかかわらず、虚偽の通報をして業務を妨害したとしてこの住人を逮捕しました。
この事件は４月１１日、石巻市大瓜の住宅で、室内にいた男にナイフのような刃物で腹部を刺されたと住人が警察に通報し、警察が傷害容疑で捜査していたものです。その後の捜査で、住人が自分で腹を刺したにも関わらず、「刺された」と虚偽の通報をした疑いが強まり、警察はこの住人を１７日業務妨害の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは会社員の谷勝義容疑者で、４月１１日午前５時ごろ、自宅から携帯電話で「助けて、刺された」と虚偽の通報をして石巻警察署の業務を妨害した疑いです。発生当時、２階で寝ていた谷容疑者は物音がした１階に降りて行き、室内にいた男にナイフのような刃物で、腹部を刺されたと警察に話していました。また、現場では血の付いた刃物１本が見つかっていました。警察は石巻市内の病院に入院した谷容疑者の回復を待って、当時の状況を聞き、調べていましたが、谷容疑者が「自宅にあったナイフで自分の腹部を刺した」と話したということです。谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が動機などを調べています。
