消防庁舎内で性行為 芦屋市が消防士長と女性消防士を懲戒処分 合意の下、夜間の仮眠時間中

兵庫県芦屋市消防本部は19日、同本部の男性消防士長(30)と女性消防士(25)が消防庁舎内で性行為をしていたとして、2人を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

同本部によると、2人は2022年7~11月、月に1~3回、夜間の仮眠時間中に消防庁舎内で合意の下、性行為を行っていたという。今年2月に同本部に通報があり、発覚した。

 管理監督責任を怠ったとして、上司の消防監(55)と消防司令(48)も厳重注意とした。野村滋一消防長は「市民の信頼を失墜する事態となり深くおわびする」とコメント。今月就任した高島峻輔市長は「信頼を回復するには、今回の信用失墜を自分ごととして捉え、日々の業務に誠心誠意当たることを積み重ねるしかない。私もその先頭に立ち、職務にまい進する」と職員に向けたメッセージを公表した。
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