【5月21日 AFP】ブラジル出身の人工知能(AI)研究の第一人者ベン・ゲーツェル(Ben Goertzel)氏(56)はこのほど、AFPのインタビューに応じ、AIは数年後、人の仕事の80%を担うかもしれないが、それはいいことだとの見解を示した。

■雇用への脅威

Q:人の仕事に取って代わる可能性は脅威になるのでは?

A:AGIがなくても、人の仕事の80%くらいはなくなるのではないだろうか。チャットGPT単体ではそういうことは起きない。だが、そういったシステムも、数年もすれば出てくると思う。

 脅威ではなく、有用だと私は思っている。私たちは生活のために働くのではなく、もっとやりがいのあることを見つけられるようになる。事務作業を伴う仕事のほぼすべては、自動化できるはずだ。

 問題は、AIによって人の仕事がなくなっていく過渡期に存在する。すべての社会的な問題をどう解決すればいいのか私には分からない。

https://www.afpbb.com/articles/-/3463381?act=all