(CNN) ウクライナ東部ドネツク州で親ロシア派勢力が名乗る「ドネツク人民共和国(DPR)」の幹部、デニス・プシリン氏は23日、同州の都市バフムートを訪れ、今後同市がソ連時代に呼ばれていた「アルチェモフスク」という名称で認識されるようになると述べた。

同氏はSNSテレグラムに投稿した動画で「バフムートは不運にもウクライナだったが、今は違う。ロシアだ。だから名称もバフムートではなく、アルチェモフスクになる」と語った。

動画には、プシリン氏が激しく破壊された都市の街路を軍服姿で歩き、?PRの旗を建物に立てる様子が映っている。

同氏はまた、バフムートを奪取したことにより、ロシア軍にはウクライナ国内でさらに領土を獲得する経路が開けたとも主張している。

その上で、「この街は新たに生まれ変わる」と明言。新しい住宅や職場、学校を建設することを約束した。
https://www.cnn.co.jp/world/35204216.html