【前略】
●何もかもコントロールできたジャニー喜多川
 アザール:強烈な印象を受けました。しかし、日本に向かう前にこの点は調べて知っていました。
日本のメディアはジャニーズ事務所と共依存関係にある。報道機関も放送局もイメージの権利を売る会社もみんな
ジャニーズのタレントを使えなくなると困る。広告費や視聴率が落ちることに恐怖を感じる。

喜多川氏の写真が使えないばかりではなく、ジャニーズ事務所の問題に触れる記事を出すことさえ難しくなる。
私はこの点で週刊文春を評価します。
文春は数十年間にわたり喜多川氏の性加害を報道し続けてきた。
とても素晴らしい仕事をしたと思います。それに対して、多くのメディアは本件を黙殺してきた。

──喜多川氏は13歳や14歳といった年齢の少年たちを襲いました。
抗えない少年は多く、こういったことを知っていて、子どもをジャニーズに置いていた少年たちの親もいるそうです。
こういった環境を厭わないアイドル志望の少年たちや、こういった事実を皆で
結託して隠してきた日本のエンターテインメント界をどう思いますか。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75346?page=2