父1人と母2人…“奇跡の関係”で成立する大家族 密着Dが感じた「地に足がついた生活」
https://news.mynavi.jp/article/20200531-thenonfx_nishiyamake/

なぜか“母親”が2人いる大家族…父1人に母が2人、そして子供が6人という家族の生活に密着したドキュメンタリーが、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で、『家族のカタチ 〜ふたりのお母さんがいる家〜』と題し、31日(13:40〜 ※通常より20分繰り上げ、関東ローカル)に放送される。

芸能人の不倫が大きなスキャンダルとして取り上げられる昨今、「どうしたらそんな生活ができるの?」「女同士の嫉妬はないの?」「子供たちはどう思ってるの?」…などなど、次々に疑問がわいてくるが、実際にその姿を見てきた番組スタッフは何を感じたのか。オルタスジャパンの榎本雪子ディレクターに、話を聞いた――。


■きっかけは衝撃の告白「好きになってしまった」

この西山家が形成された経緯は、嘉克さんが最初の妻であるゆかりさんに、結婚からわずか8カ月後、仕事の助手である裕子さんのことも「好きになってしまった」と衝撃の告白をしたのがきっかけだ。

それだけに、最初は「ゆかりさんが、今の状況を受け入れているというのが信じられないし、『絶対我慢しているはずだ』という先入観で西山家に行ったんです」というが、実際に対面して取材を始めると、「ゆかりさんは達観してるというか、そこの次元にいないんです」と感じたそう。

「『本当に嫉妬はないんですか?』って何回も聞くと、『ないですよ』って言うんですけど、それが無理してる感じがしないんです。

もうゆかりさんは、“西山家”として生きていくという考え。今の形になるまで、話し合いやケンカはしたそうなんですけど、子供たちの存在が大きいんだと思います。

自宅出産で、お互いのお産を手伝っていることもあって、自分が迷ったり後悔したりしたら、好きな人の相手である裕子さんが生んだ命に対して失礼だという気持ちを持っているんです」

また、嘉克さんが裕子さんとまだ男女の関係にならず、好きになってしまった時点で、率直な気持ちをゆかりさんに打ち明けたことも大きかったようだ。

「ゆかりさんが『自分の気持ちを隠すよりも、言って相談してくれたほうが、自分の理想の夫婦の形』ということを言っていたんです。

私は結婚していませんが、今回70時間くらい撮影しても正直、ゆかりさんには今でも共感できないです…(笑)」

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