ウクライナ軍の上級将校は16日、前線付近でCNNのインタビューに応じ、ウクライナ軍が南部と東部で前進を続ける中、ロシアの航空攻撃と砲撃が主な問題になっていることを明らかにした。

独立領土防衛旅団の大隊副指揮官が述べたもので、「ベトナムやアフガニスタンでの場合と同様に、ロシアの航空部隊は波のように押し寄せてくる。彼らは切れ目なく、一日中、ヘリコプターや航空機で活動する」とした。

「全般的に航空支援がひどく不足している」とも述べ、ロシアの火砲により一段と前進が難しくなっている状況だと付け加えた。 ただ、ウクライナ軍はこうした問題への対処方法を見つけつつあるという。

「我々は領土を奪還する。隊列への攻撃はさせない」とこの将校は述べ、「我々は小規模グループで行動し、可能な全ての戦術を駆使する。我々には経験がある」と語った。

「我々は前進し、敵を陣地から駆逐しつつある。望み通りのペースではないが、前進を遂げている。所々で敵はすでにパニックに陥っていて、予備部隊を投入している」とも述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/17e5a9aabf2001370a0fb5e8b572f994eadf446a?source=sns&dv=pc&mid=art06t2&date=20230617&ctg=wor&bt=tw_up