三菱UFJなど銀行株が軒並み高、アメリカの銀行株高が波及
値動きで注目の銘柄をピックアップ
2023/07/04 11:39

三菱UFJFG (8306)

07/04 13:10 時点
1,113.5円

前日比
+28.0円
(+2.57%)

年初来高値
1,115.0円(23/07/04)

年初来安値
805.0円(23/03/16)

三菱UFJフィナンシャル・グループ
(8306)、三井住友フィナンシャルグループ
(8316)、みずほフィナンシャルグループ
(8411)の3メガバンクを中心に西日本フィナンシャルグループ
(7189)や千葉興業銀行
(8337)、岩手銀行
(8345)、琉球銀行

(8399)など地銀株を含めて銀行株がほぼ軒並み高。

民間金融国内最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループは続伸して連日で年初来高値を更新。午前11時24分時点で前日比13円(1.2%)高の1098.5円で取引されており、TOPIX(東証株価指数)業種別指数で銀行業は値上がり率トップとなっている。

アメリカで大手銀行がストレステスト(健全性審査)をパスしたことを受け、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどが6月30日に増配を発表。金利の上昇傾向も追い風に3日のアメリカ株市場で主要な銀行株がそろって上昇しており、この動きが本日の東京市場にも波及している。

また、野村証券が3日付のリポートで3メガバンクについて、強気の「Buy」の投資判断を継続したうえで目標株価を引き上げたことも手がかり材料になったようだ。

同証券は三菱UFJの目標株価を従来の1100円から1350円、三井住友FGが7200円から8800円、みずほFGも2900円から3600円にそれぞれ引き上げている。

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