バイデン政権、ウクライナにクラスター爆弾の供与を検討 広範囲を無差別に攻撃し高い殺傷力…人道上の問題も
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アメリカのバイデン政権が、ウクライナの反転攻勢を支援するために、殺傷力の
高いクラスター爆弾の供与を検討していることがわかりました。
米国防総省・ライダー報道官「クラスター爆弾について、今日、発表することはない
が、供与を検討しているところだ」
複数のアメリカメディアは、7日にもバイデン政権がクラスター爆弾の供与を発表する
見通しだと報じています。
クラスター爆弾は、爆発すると多数の小さな爆弾が飛び散り、広い範囲を無差別に
攻撃する殺傷力が高い兵器です。不発弾が多く、民間人が被害にあう人道上の
問題が指摘されていて、国防総省のライダー報道官は、不発弾率の高い種類のもの
は検討の対象外だと説明しています。
クラスター爆弾はオスロ条約によって製造や使用が禁止されていますが、アメリカや
ウクライナ、ロシアなどは加盟していません。ロシアはウクライナ侵攻でクラスター
爆弾を使用したとみられています。