―はじめての東京はどうでしたか。

羽賀:すごかったですね。3日間滞在のはずが、楽しくて楽しくて気づけば7日間滞在してしまって。

沖縄に帰ったときには「當眞(とうま:羽賀の本名)が東京に行っているらしい」という話が広まっていて、職員会議に呼ばれたんです。そこで「當眞くんは福岡大学から推薦を貰っているわけで、万が一ここでそれを蹴ったら後輩たちにずっと影響が出る。分かっているよね?」と言われ、僕も「分かっています。僕は福岡大学でバスケをプレイして、夢だった体育教師になります」って答えたので、先生方も安心して「よかったよかった」となりました。

でも心の中では東京を諦めきることができず、結局母を説得して、卒業式の翌日にあのとき買ったジーンズを持って上京しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9794e8bd7255110dceb945c48ee455b6b9893714?page=2