ビッグモーター騒動「唯一の勝ち組」フマキラー株が年初来高値。街路樹への除草剤散布疑惑で図らずも同社製品「除草王」の“実力”が知れ渡る格好に

自動車保険の不正請求が全社的に行われていたと疑われているビッグモーターだが、それとはまた別に店舗周辺の街路樹への“除草剤”使用も、
ここに来て大いに取沙汰される事態となっているようだ。

ビッグモーターの不祥事がメディアで大きく取り上げ始められたのと並行し、「店舗前の街路樹が、次々と枯死している」といった報告が相次いでいたSNS上。
実際にビッグモーターの店舗前だけ街路樹や植木が枯れ果てている様子や、店舗前の枯れた植木で何やら作業する店員の様子がGoogleストリートビュー上で
確認されており、疑惑は膨らんでいくことに。

また、この話題を受けてのことか、東証スタンダード上場のフマキラー株の株価は26日になってじわじわと上昇。この日の終値は前日比+2.87%の1,184円と、年初来高値を更新したというのだ。

今回の一連の騒動ではビッグモーターは自業自得とはいえ、同業他社も「同じようなことをやっているのだろう?」と白眼視されているうえに、
また一部は同社と“蜜月”だったとも噂されている損害保険会社、さらに大スポンサーが消えその窮地が取沙汰されている全国のラジオ局など、
様々な業種に多大なダメージを与えているところだが、そんななかフマキラーは思わぬ格好で“唯一の勝ち組”となっている状況のようだ。

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