障害ある夫に交付された駐禁除外標章コピーし使用か 書類送検
2023年7月28日 15時32分

ことし3月、体に障害のある夫に交付された、駐車禁止の場所に車を止められることを証明する標章を不正にコピーして掲示し、路上駐車したとして45歳の女性が書類送検されました。

書類送検されたのは、東京・八王子市の45歳の無職の女性です。

警視庁によりますと、ことし3月、体や視覚に障害のある人が車の乗り降りができるよう、駐車禁止場所の一部に車を止められること証明する「駐車禁止等除外標章」を不正にコピーして掲示し、台東区で路上駐車したとして有印公文書偽造と使用の疑いが持たれています。

標章は、体に障害のある女性の夫に対して警視庁から交付されたもので、本来は夫が同乗していなければ使えず、コピーも禁止されているのに、女性は夫が乗っていない時も車のダッシュボードに置いていたということです。

警視庁によりますと、都内では、標章を不正にコピーして使用したとして書類送検されたケースが去年1年間に7件あったということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230728/k10014145511000.html