生徒の性質に目を向けると、世間のイメージ通り実家が太い上に垢抜けている生徒が多く、「首都圏で一番モテる高校」とも呼ばれる。毎年文化祭には王子様との出会いを求める女子高生たちが1万人以上押し掛けてくるようだ。

 卒業生は毎年慶應義塾大学に法学部・経済学部にそれぞれ200人以上進学しており、学年の過半数に慶應大名門学部への道が開けていることになる。

 OBには櫻井翔、岩田剛典、小出恵介、河野太郎、加山雄三など華やかな大物が目白押しだ。

 学歴・実家の太さ・華やかさを兼ね備えた彼らは当然民間就活にはめっぽう強く、さらに体育会要素などが加われば日経大手など選び放題だろう。

 このように全てを兼ね備えた慶應義塾高校の野球部の勇姿が連日話題となり、日本中が羨望と嫉妬の目を向け、インターネット上ではかつてないほどの論争が巻き起こっている(2006年に早実が優勝したときでもここまで話題にはなっていなかったように思う)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d85dc6bc7947d97c3cce4cb3897ebae6546d587