今オフにフリーエージェント(FA)を控えるエンゼルスの大谷翔平選手が右肘靱帯を損傷し、今季の投手としての全休が決まった。まだ、球団はセカンドオピニオンを待ち、手術するかどうかは未定としているが、手術となれば、来季の復帰は不透明になる。今回のけがで去就に大きな影響が出るのは間違いない。
米大手新聞社のあるベテラン記者は「1億ドル(約145億円)は減るだろう」と予想した。米メディアの多くが、大谷の契約は5億ドルや6、7億ドルまで高騰すると予想もされていたが、投手・大谷の未来が不透明となったことで、契約はトーンダウンする可能性が高い。

一方で、エンゼルスとの残留の可能性が以前より高まったと見る向きもある。ミナシアンGMは「彼は戻ってくると信じている。二刀流として、再び高いレベルでこなすはずだ」と語った。

エンゼルスを長く取材する米記者の一人は「エンゼルスなら、二刀流として絶対に戻らせるし、その実績もある。他の球団は今回のけがで将来性に不安を覚えるだろう。残留の目はある」と話した。

https://www.chunichi.co.jp/article/755242

エンゼルス通算本塁打
1 368本塁打:マイク・トラウト
2 299本塁打:ティム・サーモン
3 272本塁打:ギャレット・アンダーソン