(ブルームバーグ): 中国の不動産開発大手、碧桂園は1−6月(上期)に過去最大の赤字を計上したと発表。デフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると警告するとともに、事業継続への懸念を提起した。

碧桂園は30日の提出文書で、業績が今後も悪化し続けた場合、債務返済が不可能になり得るとし、「これはデフォルト状態につながる可能性がある」と説明。「重要な不確実性」により継続企業の前提維持に強い疑念が生じる可能性もあるとした。

この警告は、中国の不動産危機が碧桂園にいかに大きな打撃を与えたかを如実に示す。

同社は競合する中国恒大集団の4倍の不動産プロジェクトを抱えており、債務スパイラルは恒大集団よりも深刻なものになる可能性がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d46796e209b4dd014235639a3fdaba84ada42b4a