マスク氏、ウクライナ軍の対ロシア攻撃の際に通信遮断 CNN報道

9/8(金) 5:05配信

米起業家イーロン・マスク氏が昨年、ウクライナによるロシア軍への奇襲攻撃を止めようと、
自社の通信サービス「スターリンク」の衛星通信網を切断するよう、エンジニアに命じていたことが7日、
明らかになった。米CNNが12日に発売される伝記の内容として報じた。

12日発売の伝記は、米著名作家ウォルター・アイザックソン氏によるもの。CNNによると、
この出来事は、爆発物を搭載したウクライナの潜水型ドローンが、クリミア半島の沿岸でロシアの艦隊に近づいた際に起きた。

アイザックソン氏によると、マスク氏は「ロシアが核兵器で応戦するのではないかとの強い恐怖に駆られた」と説明。
通信を失ったドローンは陸に打ち上げられた。ウクライナのフェドロフ副首相兼デジタル変革相はマスク氏に、再接続を頼み込んだという。

マスク氏はアイザックソン氏に「スターリンクは良いこと、平和なことをするもので、ドローン攻撃のためのものではない」と語ったという。


https://news.yahoo.co.jp/articles/864dd6a69206382edad9318a172d396855407255