フランス1部パリSGを退団したブラジル代表FWネイマールが、加入したサウジアラビアリーグのレベルについてコメントした。8日、米メディア「ファンネーション・フットボール」などが報じた。

 今夏、ネイマールはパリSGからアルヒラルに移籍。同国リーグにはポルトガル代表FWのC・ロナウド(アルナスル)をはじめ、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アルイテハド)、セネガル代表FWサディオ・マネ(アルナスル)ら各国のスター選手が所属している。この夏、同国リーグは7億ポンド(約1290億円)以上を新しい選手の移籍金に費やしたと伝えられている。

 報道によると、ネイマールはW杯南米予選・ボリビア戦に向けた8日の会見で、サウジアラビアリーグの質や5大リーグのフランスを離れたことについて質問を受け、「フランスのリーグアンより優れているかもしれないと反論した」という。

 「サウジアラビアのサッカーも同じだと断言できる。ボールは丸いし、ゴールポストもある」とコメントし、「サウジアラビアでは激しい練習をする。アルヒラルでトロフィーが欲しい。それはあまり変わらない」と話したというネイマール。スペイン1部バルセロナで2度、パリSGで5度のリーグ制覇を果たした時と変わらないモチベーションでプレーを続けていることを強調した。

 コンディションの問題から新天地でのデビューは果たしていないが、「サウジアラビアに加入した選手の名前からすると、フランスより上でも驚かないよ」と、国を挙げて強化を図る同国リーグのレベルについて言及したと伝えている。

https://hochi.news/articles/20230909-OHT1T51047.html