◇9日(日本時間10日)サッカー国際親善試合 ドイツ1―4日本(ドイツ・ウォルフスブルク)
 サッカーの国際親善試合が9日、ドイツのウォルフスブルクで行われ、国際連盟(FIFA)ランキング20位の日本代表は、同15位のドイツ代表に4―1で大勝した。歴史的な金星を挙げた昨年のW杯カタール大会1次リーグ以来、約10カ月ぶりの再戦で強豪国を返り討ちにした。
 ホームで屈辱的な完敗を喫したことを受け、ドイツメディア「RTL」は「ドイツは骨の髄まで恥をかいた」と手厳しく指摘した。「Frankfurter Rundschau」は「恥ずかしい敗北を喫し、2024年欧州選手権を前に絶望的な状況に陥っている」、「BILD」は「フリック監督を救う2試合のうち、1試合目は完全に失敗に終わった。解任を回避するには、火曜日のフランス戦を残すのみとなった」と、現体制の終焉(しゅうえん)は近いとの見方を示した。

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