ウクライナ政府は18日、ハンナ・マリャル国防次官ら、国防次官6人全員の解任を閣議で決定したと発表した。理由は明らかにしていない。国防省では、軍の調達などを巡る汚職疑惑が相次いで発覚し、今月上旬、国防相が事実上更迭され、新たにルステム・ウメロフ氏が国防相に就いていた。

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 ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は、ウクライナ政府高官の話として、ウメロフ氏の要請を受けて、すべての国防次官が自発的に辞表を提出したと報じた。
 ロイター通信によると、マリャル氏は戦争犯罪など国際法の専門家で、2021年から国防次官を務めた。ウクライナの反転攻勢の進展について頻繁に情報を発信しており、18日朝も戦線の様子を伝えていた。

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