イヴ・サンローランが歩んだ現代ファッションに至る道。国立新美術館で「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」を見る

東京・六本木の国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、
イヴ・サンローラン(1936~2008)の大規模回顧展「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開幕した。
会期は12月11日まで。
イヴ・サンローランは、1936年フランス領アルジェリア出身。10代でクリスチャン・ディオールに務め、ディオールの急死を受けて若干21歳でデザイナーに就任。
1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表し、以来2002年の引退まで約半世紀にわってファッションシーンをリードしてきた。
本展はそんなサンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を、ルック110体とアクセサリー、ドローイング、写真など262点を組み合わせ、12章構成で明らかにするものだ。
(中略)
豊富なルックの提示でサンローランというひとりのデザイナーの功績をたどる本展。
展示を見終わったあとに街に出れば、その功績の延長線上にある衣服をまとった人々がいるはずだ。
多くの人々は服飾の歴史を意識することもなく、しかしあらゆる文脈を引き連れながら今日も服を着ている。
だからこそ洋服はおもしろく、いつも新鮮だということを、本展は多くの人に改めて印象づけてくれるはずだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2badd88930a99f081af11120fa0254e3af68394e

https://i.imgur.com/AirlZLl.jpg