https://www.jiji.com/sp/article?k=2023092700248&g=int
韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表の北朝鮮への不正送金など複数の疑惑を巡り、ソウル中央地裁は27日未明(日本時間同)、
李氏への逮捕状請求を棄却した。証拠隠滅の可能性などを判断した結果、「拘束の必要性があるとみることは難しい」と結論付けた。


棄却決定後、李氏は党幹部や多くの支持者らが集まる中、待機していたソウル拘置所から姿を現した。「人権の最後のとりでという事実を証明してくれた司法府に深い感謝の言葉を申し上げる」と語った。

疑惑追及に力を入れてきた検察にとって、李氏の当面の拘束回避は大きな打撃。李氏は検察や尹錫悦政権への批判を強めるとみられる。