ゾイドはライオンやティラノサウルスなどの動物・恐竜をモチーフに、電動モーターやゼンマイで駆動するギミック式のプラモデル玩具。『機動戦士ガンダム』シリーズの商品として高い人気を誇るバンダイの「ガンプラ」(ガンダムのプラモデル)とは異なり、「動くプラモデル」 として旧トミー(現タカラトミー)が1983年に発売した。

 シリーズは、「第1期」(1983~91年)、「第2期」(99年~2006年)、「第3期」(18~20年)に分かれている。第1期は1983年に発売された任天堂の「ファミコン」が子どもの遊び道具の主役となったことで、売り上げが徐々に低迷。最終的にタミヤ「ミニ四駆」ブームがとどめを刺す形となり、事業の終了を余儀なくされた。

 タカラトミー企画マーケティング課でゾイド事業を担当する内藤豪係長は「時代の変化に対応できなかったのが大きな要因」と振り返る。

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