フランス、親パレスチナのデモを禁止 反ユダヤ主義を懸念
https://www.bbc.com/japanese/67097763
フランス政府は12日、パレスチナを支持するデモを禁止すると発表した。

ジェラール・ダルマナン内相は、このルールを破った外国人を「システマチックに」国外退去処分にすると述べた。エマニュエル・マクロン大統領は、団結を呼びかけた。

欧州各国は、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム武装組織ハマス間の戦争により、反ユダヤ主義が台頭することを恐れている。

禁止令にもかかわらず、首都パリでは12日、多くの人々がパレスチナを支持するデモに参加した。

警察は10人を逮捕したほか、レピュブリック広場に集まった3000人強を放水車による放水で退散させた。広場ではデモ参加者らが「イスラエルは殺人者だ」、「パレスチナが勝つ」などと叫び、パレスチナの旗を掲げた。

ダルマナン内相は、禁止令に違反した人々は「公序良俗を乱す可能性がある」とし、逮捕されるべきだと述べた。



英、独も追随

英仏独、反ユダヤ対策強化 親パレスチナのデモ禁止
https://www.tokyo-np.co.jp/article/283394