初詣で訪れた神社で警備員の男性(65)を殴ったとして、兵庫県警灘署は1日、傷害の疑いで、神戸市灘区に住む男(59)を逮捕した。調べに「記憶にない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、1日午後3時50分ごろ、同市灘区八幡町3の神社で警備員の男性の目元を殴り、傷害を負わせた疑い。

 同署によると、男が境内でペットの小型犬をリードを付けずに連れていたことで、参拝客の男性と口論になったという。けんかを止めに入った警備員の男性が右目元を1回殴られた。男性は出血したが、命に別条はないという。

 神社は当時、参拝客などで混雑しており、通報が数件寄せられたという。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202401/0017186735.shtml