ゲーム株で2年で1億円を築いた投資家が失敗から辿り着いた”投資の正解”「最初は1銘柄に全集中」
コロナ禍による巣篭もり需要もあって、世界的に急拡大したゲームコンテンツ市場。2023年には、グローバルなゲーム市場の売上が26兆円を突破するなど、日本だけでなく、世界の株式市場においても重要なセクターとなっている。
そしてゲーム株に特化した投資を行い、2012年に300万円の元手で株式投資を始め、開始からわずか2年で「億り人」を達成したのが、ゆず(X：@yuzz__)氏だ。もともとゲーム好きだった彼は、その経験と知識を生かして次々に勝ち筋を見つけ、投資成果を上げてきた一流投資家だ。
みんかぶマガジン短期連載「爆速富豪を目指すゲーム株投資最強メソッド」 第2回目となる今回は、ゆず氏の投資戦略と、印象的な投資の成功について話を伺った。
最初は1銘柄に”全集中”
ーー売るタイミングを見極めるポイントはありますか？
これは資産形成するまでの話になりますが、売るタイミングで見ていたのは「チャートのパターン」です。おかしいくらい上がってるときは構えますね。
その際に「これはそろそろ売り時が来てるから、そのタイミングを待って、天井で売るぞ」という集中力が必要ですね。
具体的には、前日の陽線を包むような大陰線が出現して大きな出来高や売買代金ができたタイミングですね。この辺りが天井であることが多いです。
また、かつての投資におけるテーマは、いわゆる「全部主義」だったので、買うなら1銘柄だけにして全資金を投入し、5倍10倍の利益を上げて売り抜けることに集中していました。
ーーでは、現在のポイントは？
最近は割高だなと思ったら、そんなに集中して見ずにちょっと分割で売却しちゃいますね。
例えば1万株持っているとしたら、5日間ぐらいに分けて、2000株ずつぐらいバラして売ったりします。
ただ億単位の資産を形成するなら、昔の私くらいの強気でいかないと難しいのかなと思います。分散投資だと、どうしても資産形成までのスピードが鈍化してしまう側面もありますから。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bac547127adadcb0b94af26624a660821fda2dec?page=2
