日本で雪を食べたマレーシア人観光客、以後8日間後悔することに―香港メディア

香港メディア・香港01はこのほど、北海道を訪れたマレーシアの観光客のエピソードを紹介する記事を掲載した。

記事によると、マレーシア人観光客のヘルマン・ラウィさんは今月27日にショート動画アプリティックトックに日本旅行で体験したエピソードに関する動画を掲載した。動画の中でヘルマンさんは「興奮して地上の雪を食べたところ、その後8日間でさまざまな症状が発生して旅行スケジュールが水の泡になってしまった」と明かした。

ヘルマンさんによると、「雪がどんな味かを試してみたかっただけだった。実際食べてみたところ、氷を食べるのと何ら変わらなかった」とのこと。しかしその後、ひどい風邪をひき、せきやくしゃみ、発熱、全身の痛みといった症状が出て旅行どころではなくなったという。ヘルマンさんはネットユーザーに対して「くれぐれも雪を食べないように」と呼び掛けている。

香港01の記事は、米ワシントン・ポストが22年2月に報じた内容として、「雪は降る途中で殺虫剤やばい煙、水銀、ホルムアルデヒドなどの汚染物を吸収する。また、岩塩や泥、動物の排せつ物を含んでいる可能性もあるので、人間がそうした汚染された雪を食べれば体調不良を引き起こす可能性がある」と指摘している。(翻訳・編集/川尻)

https://www.recordchina.co.jp/b927784-s43-c30-d0193.html