去年、自衛隊の射撃場で隊員3人が訓練中に撃たれて死傷した事件で、岐阜地検は19歳の元自衛官候補生を起訴するとともに実名を公表しました。

 強盗殺人と強盗殺人未遂の罪で起訴されたのは、元自衛官候補生・渡辺直杜被告(19)です。

 起訴状によりますと、渡辺被告は去年6月、岐阜市の日野基本射撃場で訓練中に弾薬を奪おうと考え、殺意を持って隊員3人に小銃を発射し2人を殺害、1人にけがをさせたとされています。

 岐阜地検は、改正少年法の「特定少年」として名前を公表しました。

 渡辺被告の認否については明らかにされていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d33131763d698f387310c101a1f40aecfc29969