米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領(77)と一部共和党議員は30日、
ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が31日の「トランスジェンダー可視化の日」に言及したのを受け、キリスト教に対する冒瀆(ぼうとく)だと非難した。
今年のイースター(Easter、復活祭)は31日で、「可視化の日」と重なっている。

トランプ氏らは、バイデン氏が29日に3月31日を「可視化の日」と正式に宣言したのを受け、一斉に批判。
インクルーシブ(包摂的)な米国を目指すとするバイデン氏と、11月の大統領選に向けキリスト教保守層からの支持を取り付けたいトランプ氏との新たな争点に浮上した。

トランプ氏陣営の広報担当者は、バイデン氏の宣言について「冒瀆的」であり、長年にわたるキリスト教信仰への攻撃の一環だと指摘。
「われわれはバイデン氏陣営とホワイトハウス(White House)に対し、カトリック教徒とキリスト教徒数百万人への謝罪を求める」と述べた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3512587