栃木県栃木市の認定こども園で2月中旬、男性職員が男児を蹴っていたことが市への取材でわかった。男児は鼻血を出したという。事実を把握した市は3月に指導監査に入り、運営を改善するよう指導した。

 市によると、発表会の練習の際、男性職員が床に座っていた男児のすねを蹴り、弾みでひざが鼻にぶつかり、出血した。男性職員は男児の言動について注意したところ、改善が見られず「足が出てしまった」と話したという。園は3月1日に保護者への説明会を開催。同日、市に内容を知らせる匿名の電話があった。

 市は指導監査後、園に改善点を指摘し、園からの返答を待っているという。

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