米共和党のトランプ前大統領は12日、フロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」でマイク・ジョンソン下院議長と会談した。
会談後、ジョンソン氏と並んで記者会見したトランプ氏は、ウクライナへの支援を融資に転換する考えを改めて示した。

トランプ氏は下院共和党に強い影響力があり、両氏は議会運営を巡って意見交換した。
会見では、ウクライナ支援を巡り「我々は資金供与でなく融資の形にするよう考えている」と述べた。
約600億ドル(約9兆円)のウクライナ支援を含む追加予算案の採決を求める声が高まっていたが、ジョンソン氏の判断に影響を与える可能性がある。

 3月にはトランプ氏に近い共和党下院議員がジョンソン氏の解任動議を提出している。
トランプ氏は「ジョンソン氏はとても良い仕事をしている」と語り、擁護する姿勢を示した。

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