あこがれの寝台特急「ブルートレイン」をホテルに改装 利用者が伸び悩む経営課題と存続問題
2024/4/19 11:00
和田 基宏

産経WEST
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鉄道
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ブルートレインの引退車両を利用した「四国遍路の駅 オハネフの宿 なは 瀬戸」=香川県観音寺市
ブルートレインの引退車両を利用した「四国遍路の駅 オハネフの宿 なは 瀬戸」=香川県観音寺市

「ブルートレイン」の愛称で親しまれた国鉄(JR)の寝台列車の引退車両を利用した宿泊施設が、香川県観音寺市内にオープンして1年が経った。3両しか製造されなかった全室2人用個室のデュエット車両という貴重な車両に泊まれると話題になったが、利用者数の伸びは今一つ。新型コロナ禍の影響なども重なったが、運営者の岸井正樹さん(63)は、利用拡大に向けて対策を模索中だ。「見通しの甘いところがあったが、貴重な車両に泊まれる機会を残せるよう、踏ん張りたい」と力を込める。

https://www.sankei.com/article/20240419-UK5VPFEYKRPMLNC7K6MWLWHMWM/