イスラム教は、日本人の考え方と似てる? | Meiji.net(メイジネット)明治大学
https://www.meiji.net/movie/movie037_inoue-kie
https://www.youtube.com/watch?v=5-1lvSzJjeg
井上 貴恵
明治大学 文学部 専任講師
【教員プロフィール】
井上 貴恵(いのうえ きえ)
明治大学 文学部
専門はイスラム神秘主義「スーフィズム」。イスラム教の「心」を扱う学問であるスーフィズムを、トルコやイランに旅を重ねながら研究しています。
どこの世界に行っても、私たちは同じ”人間”
一神教であるイスラム教であっても、アッラーの他に「祈りを捧げる対象」がいるんです。恋愛、学業、病気の治癒、ときには「塩」といったモノにも結びつく、祈りの対象である聖者たち。それは、恋愛成就のためにどこどこの誰々の祀られている神社に行く、日本人となんら変わりありません。イスラム教と聞くと、すごい特殊な宗教観を持っていると思ってしまいがちですが、イスラム教の「心」を研究する井上先生の視点を借りて、リアルなイスラム教世界の姿を覗いてみましょう。
※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。