マジで、次元が1つ広がった気がしてくる。
生成AIを活用した動画生成技術が次々と生まれている2024年。いいものも、よくわからないものもあるけど、World Lab TechnologiesのAIシステムは実に生々しい。高解像でHi-Fiな動画生成AIと言い換えてもいいかもしれない。
だって1枚の元画像のイメージをそのままに世界を拡張して3D空間を作ってくれるんだから。
特に見てほしいのが、上記Xポストの0:07秒目から!
木の裂け目に少しだけ見えている庭の景観、たったそれだけの情報から、西洋のお屋敷にありそうなガーデンのワールドが生成できてる! 石畳の道の左右にロープを張って、芝生に立ち入れないようにしているとことか、どこで学んできたんでしょうか。
この世界拡張力。どんな要素で元絵が構成されているのか、正確な認識力がなければここまでの動画は作れないでしょう。
36種類ものデモが用意されている公式ブログはいますぐ見るべき。1枚の画像から360度全天球の、しかも移動できる空間が生成されていることを実感できますから。
デモの場合、移動できる範囲はまだ狭い。すぐに世界の端の壁にぶつかっちゃう。でもこの技術と超速PCがあれば、イメージ写真やコンセプトイラストからオープンワールドが作れそう。地形や建築物を認識したコライダーも生成できれば、ゲーム制作の手助けになるし、VRChatやcluster、Robloxのワールド作りの助けにもなるでしょう。
専門性が必須だった表現領域が、生成AIによって僕らの手に届く時代にチェンジ。クリエイティビティの常識が変わっていく実感もありますね...。