消防は30日から幅およそ4メートル、長さおよそ30メートルのスロープを造る工事を進めていて、掘削作業とともに石灰で強度を高める対応もとられました。
現場を写した複数の画像から作成した3Dモデル
県によりますと、スロープの工事は31日夕方の段階で全体の工程の3分の1ほどまで進み、数日以内には重機が通れるようになる見通しです。
これまで穴の中には水が流れ込み続け捜索活動を難しくしていましたが、県が雨水などを通す管から
川の水が逆流している可能性があるとみて対策工事を行った結果、31日午後には流れ込む水の勢いは弱まりました。