
海運が強気賃上げ 郵船ベア13%、商船三井は住宅手当増:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC250KH0V20C25A3000000/
海運各社が2025年の春季労使交渉で大幅な賃上げを継続する。
日本郵船は4月から基本給を平均で約13%引き上げるベースアップ(ベア)を実施。2ケタのベアは2年連続となる。
商船三井も約8%のベアに加え、住宅手当を倍以上に増やす。
好業績を背景に他業種と比べても強気の社員還元で、優秀な人材確保につなげる。
25日までに両社がそれぞれの労働組合と大筋で合意した。
郵船のベア対象は社員約1600人。
ベア率は24年(約15%)を下回るが2年連続で10%以上の高水準になる。
25年4月入社の大卒社員の初任給も9700円増の33万3000円とする。