https://jml-gr.jp/be-sailor 船乗り、船員、航海士にはどうやってなれる?
船乗りになるためには、商船高校や海上技術学校など専門の学校に進学する道もありますが、卒業後に別の仕事を経て転職することもできます。
その1つが、海技士養成講習(六級一種)という4.5ヶ月の講習を受けて6級海技士の資格を取る方法です。
海技士養成講習(六級一種)とは?
毎年決まった時期に開催される講習で、例えば4月〜9月など4.5ヶ月の期間講習を受講します。
その課程を修了してから、6ヶ月の乗船履歴をつける(実務経験を積む)ことで、6級海技士の受験資格を得ることができます。
なお、この課程を修了すると6級海技士試験の筆記試験が免除となります。
6級海技士を受験して合格すれば、航海士として働くことができます。
船乗り、船員、航海士に必要な資格は?未経験でも可能?
上記の通り、まったくの未経験でも、海技士養成講習(六級一種)を受けて6級海技士の資格を取ることで、未経験でも航海士として働くことができます。
数年間学校に通うことなく、4.5ヶ月という比較的短期間で受験資格をもらえるので、そこまでハードルは高くないと言えます。
海技士養成講習(六級一種)の受講料は?
日本海洋資格センターが実施する海技士養成講習(六級一種)は、受講料が310,800円となっています。
その他に諸経費がかかります。詳細はこちらをご覧ください。
船乗り、船員、航海士は何歳から、何歳までなれる?
原則、年齢制限はありません。
航海士になるための「海技士」については、免許交付が20歳になってから、と定められています。
商船高校や海上技術学校など専門の学校に通って船乗りを目指すのは10代〜20代前半の方がほとんどですが、未経験から挑戦する海技士養成講習(六級一種)については、30代以上でも受講される方がいます。