バイデン米大統領は１７日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、同国東部の激戦地アウディイウカ陥落について、
「米議会の不作為の結果、ロシアは数カ月ぶりの目立つ成果を得た」と指摘した。
ウクライナへの追加支援を盛り込んだ対外支援法案に反対する野党共和党の一部を非難した。
バイデン氏は会談で、ウクライナ支援を継続する意思を改めて表明し、「米政府と国民の間で超党派の強い支持がある」と伝えた。
ウディイウカは、親ロシア派の拠点都市に近い要衝。ウクライナ軍は１７日、ロシア軍の猛攻を受け撤退を決めた。
バイデン氏は「ウクライナ兵は物資の供給減少のため、砲弾の使用制限を強いられた」との見方を示した。
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