コロナ困窮者貸付、2回目は給付
借金が膨らむのを回避、厚労省

2021/11/15 21:52 (JST)11/15 23:50 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社


 厚生労働省は15日、新型コロナウイルス禍で失業するなどして困窮状態にある人に最大60万円を
2回まで貸し付ける「総合支援資金」について、2回目は貸し付けを行わず、返済の必要のない
給付金を支給する方針を固めた。

貸付額を減らすことで借金が膨らむのを避けるのが目的。19日に決定する経済対策に盛り込む。

 厚労省は1回目の貸し付けを終えた後もなお生活が苦しいと訴える人に、2回目は貸し付けをせず、
最大30万円の「生活困窮者自立支援金」を支給する。

 困窮状態が続いていると判断された場合は追加で30万円を支給する。


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