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11月15日、一般社団法人Colabo代表の仁藤夢乃さんがTwitterにて「温泉むすめ」が「性差別で性搾」であるとして
厳しく批判するツイートを続けて行った。

これをきっかけに賛否両論、喧々諤々の議論が巻き起こり、複数の関連ワードがTwitterのトレンド入りする事態となっていた。

温泉地の関係者や著名なフェミニストの方々など、さまざまな方々が議論に参戦する中で、
こちらの論争と前後し仁藤夢乃さん・石川優実さんらとともに米山隆一議員の妻・室井佑月さんと
別の議論を行っていた作家の北原みのりさんが11月17日に

80年代、外国から連れてこられて目が覚めたら温泉街だった・・・という女性が無数にいました。
  パスポート取り上げられて借金させられての強制労働。
  買春の温床文化は根深くある。だいたい昔の女湯なんて男湯の半分くらいの大きさだったり、
  景色ゼロだったり。女客など相手しない温泉街が多かった。

とツイート。

温泉街は、経済的に困窮した女性たちが集まる場所でもあった。衣食住ついた旅館の仕事は、独身女性たちに
  とって最後の砦でもあった。 日本の近代史、女性の生きがたさを象徴するような「歓楽街」が温泉街でもあったと思う。

温泉は男のも・・・という意識、女性たちが自分の経済で全国色んなところに遊びに行けるようになって変わってきた。
   特に1970年代、アンノン族(アンアンやノンノを読む女性)が、買春盛んすぎた熱海とかじゃなく、別府温泉を開発して
  いった話しとか・・・ 温泉一つに、女の泣ける歴史が隠されてる。

別府じゃなかった、湯布院でした。 アンアンの歴史を調べているときに出てきた話。
と続けた。