国内最大のツル越冬地 出水市にラムサール登録認定証 環境省
環境省は20日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録された「出水ツルの越冬地」の認定証を鹿児島県出水市に届けた。
授与式がクレインパークいずみであり、出席した約20人は越冬環境の保全を改めて誓った。
授与式では、ツル羽数調査に当たる鶴荘学園と高尾野中学校の生徒が見守る中、
同省野生生物課の則久雅司課長=元県自然保護課長=が椎木伸一市長に認定証を手渡した。認定証は市役所で展示される。
則久課長は「ツル保護の新たなスタート。鳥インフルエンザ対策とともに市と一緒に力を入れたい」。
高尾野中3年の黒神恋さんは「一層の責任を持って羽数を正確に計測し、自信を持って世界に発信したい」と話した。
「出水ツルの越冬地」は同市の荒崎、東干拓、西干拓、高尾野川河口の計478ヘクタール。18日登録された。
登録地では20日、環境保全や防疫体制を強化するため、入域料を任意で徴収する車両の乗り入れ規制が始まった。12月19日まで。
イカソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/73ad357dbcf44f98482496efbbd6f1264775a3c5