ダンプの荷台下がって挟まれ男性死亡 福島で労災事故
23日午後2時30分ごろ、福島市飯坂町中野字沖根山の砕石岩石採取場で男性が荷台とダンプの間に挟まれているのを社員が発見し、119番通報した。福島北署によると、挟まれていたのは社員の伊達市梁川町の男性(47)で、腹部などを圧迫され死亡した。
同署によると、男性は運搬作業に使っているダンプの荷台を上げ、1人で車両整備をしていた。上げていた荷台が下がり、荷台と車体の間に体を挟まれたとみられる。事故があったのは午後1時30分ごろとみられ、男性は荷台中央付近に倒れていたという。
同署によると、荷台を止めるレバーの引きが甘かった可能性がある。同署は労災事故として詳しい原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4799acbc2362aeaa3fac86d2c7362af794cbfce なんで毎日一生懸命働いてる労働者が死ななくちゃならないんだよ
>>6 一生懸命勉強してこなかったからこんな仕事してるんだろ底辺w
私はNセメント会社の、セメント袋を縫う女工です。私の恋人は破砕器クラッシャーへ石を入れることを仕事にしていました。そして十月の七日の朝、大きな石を入れる時に、その石と一緒に、クラッシャーの中へ嵌はまりました。
仲間の人たちは、助け出そうとしましたけれど、水の中へ溺おぼれるように、石の下へ私の恋人は沈んで行きました。そして、石と恋人の体とは砕け合って、赤い細い石になって、ベルトの上へ落ちました。ベルトは粉砕筒ふんさいとうへ入って行きました。そこで鋼鉄の弾丸と一緒になって、細こまかく細く、はげしい音に呪のろいの声を叫びながら、砕かれました。そうして焼かれて、立派にセメントとなりました。
骨も、肉も、魂も、粉々になりました。私の恋人の一切はセメントになってしまいました。残ったものはこの仕事着のボロ許ばかりです。私は恋人を入れる袋を縫っています。
私の恋人はセメントになりました。私はその次の日、この手紙を書いて此樽の中へ、そうと仕舞い込みました。
あなたは労働者ですか、あなたが労働者だったら、私を可哀相かわいそうだと思って、お返事下さい。
此樽の中のセメントは何に使われましたでしょうか、私はそれが知りとう御座います。
私の恋人は幾樽のセメントになったでしょうか、そしてどんなに方々へ使われるのでしょうか。あなたは左官屋さんですか、それとも建築屋さんですか。
私は私の恋人が、劇場の廊下になったり、大きな邸宅の塀へいになったりするのを見るに忍びません。ですけれどそれをどうして私に止めることができましょう! あなたが、若し労働者だったら、此セメントを、そんな処に使わないで下さい。
いいえ、ようございます、どんな処にでも使って下さい。私の恋人は、どんな処に埋められても、その処々によってきっといい事をします。構いませんわ、あの人は気象きしょうの確しっかりした人ですから、きっとそれ相当な働きをしますわ。
あの人は優やさしい、いい人でしたわ。そして確かりした男らしい人でしたわ。未まだ若うございました。二十六になった許ばかりでした。あの人はどんなに私を可愛がって呉れたか知れませんでした。それだのに、私はあの人に経帷布きょうかたびらを着せる代りに、セメント袋を着せているのですわ! あの人は棺かんに入らないで回転窯かいてんがまの中へ入ってしまいましたわ。
私はどうして、あの人を送って行きましょう。あの人は西へも東へも、遠くにも近くにも葬ほうむられているのですもの。
あなたが、若もし労働者だったら、私にお返事下さいね。その代り、私の恋人の着ていた仕事着の裂きれを、あなたに上げます。この手紙を包んであるのがそうなのですよ。この裂には石の粉と、あの人の汗とが浸しみ込んでいるのですよ。あの人が、この裂の仕事着で、どんなに固く私を抱いて呉れたことでしょう。
お願いですからね。此セメントを使った月日と、それから委くわしい所書と、どんな場所へ使ったかと、それにあなたのお名前も、御迷惑でなかったら、是非々々お知らせ下さいね。あなたも御用心なさいませ。さようなら。